2008年12月26日金曜日

メリークリスマス!

サンタモニカにショッピングに行ったら、消火栓から水が吹き出る事故が起きてました。



クリスマス直前の買い物客たちで賑わう道すがら、思わぬ事故だったけど、けが人もなくて、なんだかみんなこの光景を楽しんでたみたい。

僕がその場で即、目に付いたのは、もちろん、かっこいいサンタモニカ市警のお兄さんでした。







このお兄さんも、自前のデジカメを取り出してきて噴水を記念撮影してました。のどか~。

僕は自転車が盗まれたので、新しい自転車を購入しに行った矢先の出来事でした。サンタモニカって、西海岸ファッションの中心的なところがあって、モデル張りの方々も多く闊歩してるんだよねぇ~。A|Xとかアバクロとか、Urban Outfittersとか、American Eagle Outfittersとかとか、久々に物色してたら、もう典型的なSoCalサーファーたちの集団がいて、もうあからさまに目で追ってしまった・・・。はしたないとは思いつつ・・・。口はあいてなかったと思う。

そうそう、久々に映画も見たよ。Milkというハービー・ミルクの伝記ものの映画。ゲイであると公言している人が始めてアメリカの選挙で当選するというお話で、ちょうどカリフォルニアでは残念ながら同性結婚に反対するProposition 8が選挙で過半数を得たばかりで、タイムリー。自分がゲイであると自信を持たないといけないんだなぁと再認識させられました。

久々にレズビアンものの映画もDVDで鑑賞。Saving Faceというちょっと昔2004年の映画。公式サイトはこちら。ニューヨークに生きる中国系移民のコミュニティーが描かれていて興味深かったです。ニューヨークの中国系GLBT映画、といえば、Brokeback Mountainの映画監督、アン・リー監督の作品、Wedding Banquetがあるよねぇ~。あれは傑作でした。



さて、今日はクリスマス当日です。皆さんは何かしました?日本だと平日なんだよねぇ~。こっちは今日が冬のホリデー当日という感じ。あとはニューイヤーズイブのカウントダウンして1月1日が過ぎると、休暇も終わりーってなるんですよねぇ。ただ今年(と来年)は学生の身分なので、学校が始まる1月の第2週目まではお休み。冬休みも半分を過ぎたところだけど、結局なにもしなかったなぁ・・・。このままだとやばいと焦るんだけど、オシリに火がつかない。宿題もあるし、就職活動もしないといけないんだけれど。

そうだ、今日、僕の携帯電話にメリークリスマス!のテキストメッセージが来てた。送り主の電話番号が僕の携帯に登録されてなくて、最初は首を傾げたんだけど、過去のメールで電話番号を検索したら、あのケチケチ・モルモン弁護士のデービッドからだった!!

彼とのことはこの辺りのブログで書いてます。

彼とのお別れ1
彼とのお別れ2
彼の転職話

もちろん、彼は、ぼくがとっくに西海岸に引っ越してしまっていることなんて知る由もない・・・。そろそろ僕の携帯電話番号も、LAの番号に変えたほうがいいのかなぁ、なんて思いはじめました。ボストン在住のジョーからもクリスマスのeカードが来てた。ウィリアムとデービッドからも・・・。でも、LAにいるジャドソンとアンディーからはなしのつぶて!これってどういうこと?!遠いところにいる人ほど、人間って恋しくなるんでしょうか?それとも距離が離れているという安心感から、気軽に連絡取るんですかね?同じ街にいると、「じゃ、明日会う?」ってなりかねないから、逆に連絡が取りづらいとか?!それもどうよぉ~って思いません?はぁ~、とにかく、LAに来てからたいした男に出会ってないんだよねぇ。来年は男運を変えないと!

2008年12月17日水曜日

冬将軍

アメリカ東海岸、すごいことになってます。冬の嵐が到来で、雪、みぞれ、雨、風、なんでもありのこの週末。このブログのテンプレートも、もう紅葉じゃないなぁと思って冬山に更新。僕の近所も、もう枯れ木ばかりで秋もおしまい。

だって、もう来週はクリスマスじゃーん!まじ早い・・・。皆さんの年末年始のご予定はどうですか?今年は連休が取りやすい日取りなんですよね。僕なんかも、休暇が余ってしょうがないので、クリスマス前から2週間くらい休暇を取らざるを得ない状況。嬉しいやら寂しいやら・・・。だってどこにも行く予定がないんだもの・・・。これには色々と事情があって、仕事の山のほかに、色々締め切りがあったりして遊び歩くわけには行かないという個人的な事情があります。もしかすると、年が明けてから、ジェームスのご両親が住むフロリダにちょっくら行くかもしれません。

そうそう、2年半ぶりに再会を果たしたブライアンは、今週末、コロラドに住む妹サラの誕生日祝いでシカゴに小旅行に行ってる。彼、とにかく旅行好きで、昔っから、仕事の合間にセールの航空券を見つけては旅行に行ってました。その一つが僕と行ったシアトル旅行だったんだけれども。

彼も20代後半になって、少し出世したらしく、旅行の頻度も増えてるみたい。早速、先週、また一緒に旅行しようという話題で盛り上がって、サンフランシスコ、カンクン(メキシコのユカタン半島にあるリゾート地)、ポートランドなんかが立候補として上がってきた。仕事やなんかがひと段落する2月後半~3月が現実的かなぁと思ってます。

クリスマスはね、Mさん、ジェームス、(多分、ブライアンも?)でこじんまりしたパーティー&忘年会を僕の手狭なアパートで開く予定。アメリカってね、クリスマスになると街がゴーストタウンと化するんですよ。昔、日本もお正月三が日はお店が全部閉まってしーんと静まり返る荘厳で神聖な日々だったけど、今じゃ、24時間営業のコンビニなんかが営業してるし、そのほかのお店も元旦から商売っていうのが増えてるよね。

エコノミック・アニマルのアメリカ人だけど、クリスマスに限っては、昔の日本のお正月みたいな感じがまだ伝統として続いてる。テレビも、教会からの中継とか、昼メロの再放送とか、ちょーつまんなくて、家族のいない日本人なんかはすることなくて暇をもてあます日。ま、26日からは通常勤務開始っていう人も多くて、日本みたいに3日間、続くってことはないのだけれど。

あー、それと、ユダヤ人にとっても、クリスマスはちょーつまんない日みたい。彼らは宗教が違うから、別にクリスマスでもお祝いするわけでもなく特別な感情はもたない(はず)なんだけど、国全体が休暇になるから、彼らも仕事を休まざるを得ないわけ。ま、回りがホリデームードだし、やっぱりつられるっていうのはあるよね。だけどレストランなんかはほとんどしまっちゃって、空いているお店といえば、中華レストラン、日本レストラン、インドレストランなどのエスニック系ばかり。そこにユダヤ人が押しかけるんですよ。僕も数年前、クリスマスの日に近所の和食レストランに行ったら、ユダヤ人に占領されてました・・・。

今年は、少し、日本風というか、家族団らんの真似事のようなことをしようということになってます。(Mさんの発案。)

皆さんの年末年始の過ごし方はどんな感じでしょうか?(あ~、日本のコタツにみかんっていうお正月が懐かしいなぁ。)

2008年12月11日木曜日

ちょー怒涛

師走、どーよ。この忙しさ加減。もー、いいかげんにしろっちゅーねん!っていうくらい。この年末も差し迫ったときに、アメリカの企業の買収または資本提携したいんで、先方に連絡とってくれます?なんていうご無体な連絡が来て、もー、怒涛。やめてけれー。このままほんわかモードで年末を迎えられると思ってたら、裏切られた。しかも、レポートがあと3本残ってるし。死ぬ。

年末の予定も全く立たず、このままだと、この街でつまんねー、年末年始になりそう。ジェームスのご両親が住むフロリダに行こうか?なんていうプランもあったけど、いつのまにか立ち消え・・・。

超忙しいときに限って、男から連絡が・・・というのが僕のパターン。またです。きました、過去につきあってた海軍勤務のジェレミー。過去、このブログでもご紹介したよ、確か。当時、海軍基地があるサンディエゴに異動になって、それっきりだったけど、先週、彼からeメールがきやした。なんでも、今はサンフランシスコに引っ越して、製薬会社で働いているとか。多分、営業職だろうなー。だって、彼、高卒だったし。

久々だねー、なんてメールをやり取りしてたら、facebookかmyspaceの会員になってる?っていう質問が。両方、入ってましたが、飽きたというのと、実名、写真つきでプロフィールを作ってたのでキャンセルしてた。最近じゃー、若者は、eメールじゃなくってこういうソーシャルネットワークサイトでメッセージのやり取りや近況報告をするんだってねー。へぇ~。なんか面倒だけど・・・。結局、facebookにメッセージが来たというお知らせが、eメールで来るし。それだったら、eメールでコミュニケートするのと変わんないジャン!って思うのは、やっぱり旧世代の考え方?

とーにーかーく、ジェレミーに聞かれ、思わず、facebookのアカウントを復活してみた僕。そーしーたーら、あの、シアトルに一緒に旅行に行ったブライアンから、3年ぶりくらいに僕のfacebookに友達に登録しましたという自動メッセージが。

「まだ生きてたのかー!」って早速返事を出したら、「君こそまだこの町にいるわけ?ぜーんぜんみかけないじゃん!」という返事。そうさ、僕はもうゲイバーは卒業して、意味ある有意義な生活を送ってるんだい!と強気な返信をしたけれど、要するに、地味なプライベートライフをひそかに送ってるだけっちゅーだけの気も。

いやー、おそるべし、ソーシャルネットワーク。facebookって、自分のeメールでやり取りしたことがある人で、facebookにプロフィールを作っている人を全員、探し出す機能がついていて、過去に、ちょっとだけデートしたことがある人なんかが、写真つきでプロフィールを作ってたりするのも探し出しちゃったりして大変。世の中、ますます狭くなってきてるって感じるねー。ちょっとメールアドレス入れただけで、何やってるかクリック一つだからねー。いやはや。

この年末は、一年を振り返るどころか、過去5年間くらい振り返ることになりそうぅぅぅ。

2008年12月10日水曜日

忘却

またご無沙汰でしたー。実は、期末試験、真っ只中・・・。

先週末はMさんがLAにやってきたし、その前の週末はブライアンが、オーストラリア旅行の途中にLAに立ち寄ってくれて再会~。いやー、彼、ブクブクに太ってました・・・。うつ病にかかってたそうで、今は抗ウツ剤のお世話になってるとか。でも、薬のおかげでずいぶんと気分がいいらしく、オーストラリア旅行もルンルン気分で一人旅。それから戻ると、仕事の異動で、彼は今月、ニューヨークに引っ越すことになってるらしい。

一方、Mさんには待望の彼氏ができて、ルンルン気分。だって、僕が彼女と知り合って以来、初めての本格的なカレなんじゃないかなぁ。なので、もう7、8年ぶり?!しかも、カレはMさんよりも9歳も年下のソフトエアエンジニアとか。身長も185センチあって、アウトドア派だから筋肉質って、もうMさんのご自慢~。僕の予想では、彼と数年後には結婚してる感じがするなぁ。ここで予想しときます。きっと、このブログでも彼女の結婚を報告する日がくるでしょう。

そういう僕はというと、まったくお伝えできることはナシ!恋いなんて枯れ切った泉のごとく。しかも問題ばかりが山積で、ルームメートのクリスとは冷戦状態・・・。だって、彼って、アジア人ボーイフレンドをしょっちゅう連れ込んでセックスばっかしてるんだもん。しかも、夜中に突然やってきたり、試験期間中に隣のハーハー言う声を聞かされながら勉強しろっていうクリスの鈍い神経が信じられない。冬休みに突入したら、引越しを切り出そうと意気込んでるところぉ~。

今週の試験が終わると、ジェームスが3週間、遊びに来ます。彼にもこの住居問題について相談に乗ってもらうつもり。もしかしたら、ジェームスを説得して、LAで二人でまた共同生活を始めるかもぉ~。やっぱ、慣れた人とじゃないと、赤の他人とは共同生活は難しいね。

暗い話題になってしまったので、明るい(?)ネタでお別れしましょう。最近、気になってる下着メーカー∞2eros



あと、こんなジョック天国の写真サイトも見つけた。楽しそうなことしてる写真です。

2008年11月10日月曜日

サンディエゴ

中間試験がおわりましたぁ~。お疲れさまーと自分に言い聞かせてる。あれだけがんばったのに、テストの結果が平均あたりっつーのが、やるせないですが・・・。同級生たちは誰もが選ばれた人たちなので、この中で抜きん出るというのは、かなりハードルが高いなぁと痛感です。

テスト疲れを癒すため(?)、昨日は、GLBTの卒業生会が企画してくれたサンディエゴ旅行に行ってきたよ。初サンディエゴ!Amtrakで海を眺めながらの列車の旅はロマンチックでした。ただ、この日帰り旅行でまたしてもドラマが・・・。

つづく・・・








としたいところですが、ここで激白しちゃいます。


まず、合計30人くらいの旅行だったのだけど、ほとんどが卒業生もしくは大学関係者で、現役学生は僕だけ!必然的に平均年齢が高くなって、大体30代半ば~40代グループと、50代以上のシニアクラスの二手に分かれてました。僕は、知り合いといえる知り合いがいなくて、かろうじて、シニアクラスに属するロッドとアルに2、3回、カクテルパーティーで会ったことがあるくらい。なので、列車に乗り込んで、最初の座席は、50代後半?くらいのロッドの隣でした。

列車がLAのユニオンステーションを出発し、南下し始めたころ、半そで&チェックのカウボーイシャツ(別名、ゲイシャツ)を着た、スパイキー・ヘアのJockが登場。しかも僕の隣にやってきて通路に立ったまま僕らの会話に参加してくるじゃないっすか。こういうシチュエーションに慣れてない僕なので、特にflirtationするわけでもなく、普通に会話。その中で、彼はベルギー出身ということ、彼の名前(S)は北欧系の名前ということなどをキャッチ。あと、大学のメディカルセンターでバイオテクノロジーの研究者ということも発見。

ぴちぴちのシャツからはみ出さんばかりの二の腕に気をとられながら、シャンパンで酔った脳みそで彼の情報をインプットする僕・・・。

Sも一人でこの旅行に参加していたみたいだけど、人気者(というか浮気もの?)の彼は、別グループに移動。あーー待ってぇ~と心の中で叫びながら、僕はシニアグループに囲まれた座席を動くことができませんでした。しかも、この後、ロッドのお触りが・・・。会話のドサクサにまぎれて、僕の太ももやらうなじ、後ろ髪を触りまくりのロッド・・・。電車が揺れるのに合わせて、体を揺らして彼の手から逃れようとする僕だけど、ロッドの執拗な手はそれでも追ってきます。Please don't!とでも言えばよかったんだろうけど、か弱いアジア人ボーイの僕としては、なされるがまま。

30分くらいたったころ、トイレに行ってくるという口実で座席を離れ、下の階へ移動~。ようやく解き放たれた開放感から、おもわずバーカウンターでシャンペンを手酌で注いでがぶ飲み。そこに、Sが再登場。狭い車内なので彼との距離は30センチも離れてないくらい。「Are you having a good time?」なんて会話は再開。僕は空いてる座席に腰を下ろして、Sは通路の反対側にある座席の肘掛に腰を下ろす。彼は、ダウンタウンに住んでて、バイクで職場に通ってるとか、たわいもない会話で特に盛り上がらない・・・。なんか彼のattention spanは短いみたいで、この再開した会話も数分で切り上げ、別グループへ移動~。かなしぃ~。

と悲しんでる暇なく、Sが立ち去ると、そのすぐ直後に僕の真正面の座席にやってくる人物が。

Hi, I'm Stephen.

という自己紹介から始まったのだけど、彼は40代風でSに比べるとやっぱりおじさん・・・。だけど、二言三言、会話を交わして僕が日本人だと分かると、流暢な日本語で話し始めるスティーブン。12年間、日本で働いたことがあるとかで、前の彼氏も日本人だったとか。仕事の関係で日本、ドイツ、北米を転々として、今年になってLAに引っ越してきたらしい。

このスティーブ、かなし押しが強いというか、恋愛もビジネス交渉、みたいな感じで進めてくる人で、その説得がすごいの。

まず、

1.僕は日本人にしか興味ありません。中国人も韓国人にもまったく興味がもてなくて、日本人しかダメです。

という押し。

2.日本人の骨格と匂いが好きです

っつー、ちょっとフェティッシュ系の危険なコメント。この後、僕の手をとって匂いをかいでた・・・。

3.君の手がすごくきれい~っつー、2丁目で10年位前に聞いたようなセリフで褒めちぎってくる戦略

そして極めつけは、

4.この旅に登録したとき、参加者全員のメールアドレスが配信されてて、その中で日本人の君の名前があって、絶対、会いたいって思って参加しました、っていう感情に訴える詰めの一言~。

こういう直接的なお世辞&落とし言葉になびく人っているのかね?彼に魅力を感じたら、そう思うのかもしれないけれど、たとえそうだとしても、ちょっと怖くない?

スティーブンは、ずっと車中で僕のことを見てたらしく、最初の会話では、

「あの2階の座席で一緒にいた人は、君のシュガーダディーなの?」という質問でした・・・。

確かに、傍から見たら、僕は触られまくりのボーイトーイに映ってただろうなぁ。

「やっぱりそうみえたぁ?」と言って、あれから逃れてきたんですと説明しておいた。そして、次の質問は、

「じゃ、さっきここで話してた腕の太い彼は?なんかいい感じだったけど?」とのこと。

「え~、まじで?ちょっと話しただけだったんだけど、彼、そんなにflirtatiousな感じだった?」と聞いてみる僕。

「うん、彼、君にアプローチしてたよ」というスティーブン。

おー、やっぱりそうだったのかぁ。もっと押しておけばよかったと後悔する僕。だけど、今はこのスティーブにつかまり、身動きが取れなくなってるしぃ。

結局、この後もスティーブンとずっと一緒に行動することになったのでした。サンディエゴに到着してからは、スティーブンの同僚のジョナと、ジョナがこの車中でみつけた香港人のトミーとも一緒に行動して、合計4人(アジア人&白人カップル2組の、傍から見るとまさにゲイカップルのグループデート状態)でHillcrestをねり歩いたのでした。

数時間後、電車に戻ってきて、僕のいとしのベルギー人Sに再開したけど、彼はなんだか冷たい感じ。それっきり、彼と会話することはなかったのでした・・・。

LAへの帰路、僕はスティーブンの隣に座ったのだけど、今度はスティーブンのお触りがスタート・・・。「指圧マッサージ好き?」なんつー質問に始まり、いつの間にか手を握ってくるスティーブン・・・。太もも、肩、背中、などなど、プライベートな部分以外は全部触られたんじゃないかな・・・。それでもなされるがままの僕って、スラットでしょうか?もしかしたら、それをSは見てたのかもなぁ~。このアジア人、白人シュガーダディーに触られまくりでスラット!とか思ってたりぃ~。僕の意思じゃないのに。

結局、ノーと言えない日本人の僕なわけで、帰りも自宅まで送っていってあげるよと言うスティーブに逆らえず、流れに身を任せる僕。。。

ビバリーヒルズにある彼の自宅までは、同僚ジョナのVolvoで送ってもらい、車の鍵は自宅にあるから、ということで、超・超・超高級コンドミニアムの彼の自宅を訪問するはめに。これもスティーブの戦略だったんだろうけどさ。

高級ホテルのようなロビーを見て想像はついてたけれど、やっぱりスティーブンの部屋はすごかったっす。デザイナー家具一式で統一された内装、磨きぬかれた漆黒のフローリング、大理石のバスルーム、などなど。ようするに、スティーブンは自分のラグジャリアスなライフスタイルを見せて自分がいかに魅力的な人かということを僕に誇示したかったんだよねぇ。年配の方々がよく使う手です。僕がパリで知り合ったお医者様のミシェルも、この手を使って口説いてきたよなぁ~なんて妙にメランコリックになってしまいました。

かばんを肩から提げたままの僕に、「もっとリラックスして」と言って、僕からかばんを取るスティーブン。あっちゃー、なんか長居することになりそうな気配~と、すでに10時を回りそうな時間に心配になる僕。「もう遅いし、そろそろ家に戻らないと」と、言うところは言って、スティーブンに明確なメッセージを伝えてみる。すると、

「じゃ、最後に屋上のルーフトップだけ見ていって」

と、最後の押しに入る彼。さすがにお勧めするだけあって、ビバリーヒルズの高級マンションから見るLAの夜景は絶景でした。

俺と一緒になれば、このリッチな生活を楽しめるんだぜ、っつーメッセージが見え見えでいやらしぃ~と思いながらも、でも、まじ、彼とデートすることになれば、貧乏学生生活からは開放されるだろうなぁ~という悪魔のささやき・・・。


一晩明けて、それでもやっぱりベルギー人ジョックのSが忘れられず、彼の名前をぐぐってみました。すると出てくるわ、彼、研究者としてはちょっとした有名人だったみたいで、CBSニュースにインタビューされてたり、新聞記事に顔写真つきで出てたり。彼のメールアドレスも検索で出てきた。なので、彼に、「昨日は楽しかったです。もしよかったら、今度またお会いしたいです」みたいなメールを出したのね。ちょっとストーカーっぽいか?と思ったのだけど、プッシュプッシュのスティーブンに比べたらぜんぜんでしょう?

ところが!さっそく次の展開が・・・。

彼の名前でSNSサイトのFacebookを検索したら、彼のプロフィールにヒット!そしたら、その中に、現在はLandyとボーイフレンドの関係、っつー情報が載ってるじゃないっすか。昨日のflirtationはなんだったんだよぉ~、ってちょっと意外なオチに落胆~。もしかしたら、FaceBookのプロフィールをアップデートしてない、ってこともありえるぅ?それにしても、ボーイフレンドは白人だしさ、アジア人に興味があると思ったのは勘違いだったの?!

いやはや、2時間かけたリサーチの結果がこれとはね。無駄足だったけどはっきり分かったからすっきりNEXT!できるのはいいけれど・・・。残る選択肢はスティーブンだけど、彼にはやっぱり興味が持てないっす~。

2008年10月18日土曜日

人生相談

アップデートの頻度が激減ですいいませんっ。睡眠時間が、最近は6時間くらいに回復。でも来週はどうなることやら。

アンディーとのデートは2回目が終了。大学中退してるといいながら、結構インテリで話も合うし、結構いいかんじかもぉと思っていたのが2回目のデートの夕食がおわるかという辺り。リトルトーキョーに繰り出して、「おー30年前の日本!」っていうレトロな町並みを堪能。その後、サンタモニカのカフェでデザートになり、話がまた盛り上がっていたのだけど、盛り上がりすぎてアンディーの大告白が始まった。

仕事に行き詰ってるとか、今年は給料が去年の半分になったとか、2週間前にマヤク(しかもグラスじゃなくてコXイX)をやったとか・・・。20代のころはもっとひどくて、中毒になって自殺も考えたほどだったとか・・・。やっぱり、音楽業界、しかもDJもするらしく、回りがそんな人たちばかりになっちゃうんだってさ。

僕は心理カウンセラーのごとく親身になって(大人だよねぇ~)聞いてあげてたけど、か~な~り~ひいてしまってました。

夕食のお会計のとき、(もちろん割り勘だったけど)アンディーの財布の定期入れに入ってた写真が目に留まったのね。若くてかわいいアジア人の男の子(といっても20代前半くらい?)だったのだけど、目ざとい僕なので、すかさず”Who is that guy?”って聞いたの。そしたら、予想通りうろたえるアンディー。彼、100%うそつけないタイプ。素直で実直なところがぐーなんだけど、返事がなっとそーぐー。

"Oh, he is John."

あんたねー、彼誰?って聞いてんのに、「これジョン」って返事はないんじゃない?名前聞いても誰だかわかんないっつーねん!きっと、時間稼ぎでそういうまぬけな回答してたんだと思う。ということで、僕は再チャレンジして、

"Who is John?"とつっこんでみました。

そしたら、アンディーいわく、

"John is my newly EX boyfriend"ときました。

newly EXのところにちからこぶが入ってましたが、なんだかなぁ~。ま、いいんだけどさー。別に恋人になるのを前提にして会ってるわけじゃないし。で、ふーんって感じの僕に対して、アンディーのフォローっつーか言い訳っつーかが、

"I should get rid of it"

無理して写真抜かなくてもいいよーって感じじゃない?持ってたけりゃそのままにしとけばいいじゃーん。なので僕も、

"Don't. Don't force yourself"なんていやみな切り替えしをしちゃいました。だって、Yeah, please get rid of it. I don't want to see your ex boyfriend in your wallet!なんていえた義理ないしさ。

でもカフェでの話を聞いてて、あ~、元彼のジョン君も、アンディーのマヤクがいやで別れたのかなぁなんて想像がふくらんでしまったのでした。


これが先週の出来事。今週末は、アンディーは旅行に行くとかで町を離れるって連絡が入ってた。LAにも飽きて別の町に引っ越したいなんても言ってたし、長くなさそうっすー。

ティムのほうは、風邪でドタキャン。サーファーなのに風邪ひくなよって思うけど単なる言い訳かもねぇ。あ、でも僕も風邪気味。周りで相当風邪がはやってます。日中、暑いのに夜、超冷えるせいかも。SoCalならではの特異な気候です。

2008年10月10日金曜日

げろげろ

超げきどー。激怒じゃなく、激動です。学校があまりに忙しいっ。睡眠時間5、6時間くらい。

そんな中、アンディーとティムという2人が登場。アンディーは音楽業界のフリーランサー、ティムはサーファー。ともに30台半ば。ティムとのデートは明後日なので、のるかそるか、そこで判断のしどころ。


2008年9月11日木曜日

恋人、父親

ルームメートのクリスから、今週土曜日、LAに1泊だけ戻ってくるという連絡があった。日曜からは1週間ハワイに旅行に行くとか。僕が、何時ごろLAには到着するの?って返事したら、

「夜遅くなると思う。多分8時か9時。でも、土曜はアパートに泊まらずにダントンのところに泊まると思う。ダントンっていうのは今僕が付き合ってる人」とのこと。

ちょっとショック・・・。ちょっと、じゃないかも・・・。ショックを通り越して、呆れっつーか、してやられたっつーか。だって、6月に再会したとき、香港人のボーイフレンドと別れて、うんちゃらかんたら言ってて、その文脈で、「ところで、ルームメートが引っ越すんだけど、僕のアパートに越してくるのに興味ない?」っていう切り出し方だったのに。しかも、「LAの生活が気に入ってるから、来年もLAで生活し続けるかも」なんて、僕を安心させる言葉を並べてたのに。それが、SFでのサマーインターンが終わってLAに戻ってくるっつー段になって、これですよ。タイミング的に狙ってたとしか思えませんね。多分、カレンダーに書き込んで、Tyに言うタイミングは、この日ね、みたいな花丸印でもつけてたんじゃないかな。いきどおり~。ちょっと彼のことは信じられなくなってきたかも。もう完全にプラトニック!(って、向こうは端からそのつもりだったみたいだけれどっ)もう一人で浮かれてたかもしんない。自己嫌悪、奈落の底一直線、穴があったら入りたい心境。あまりにムカつくので、今週土曜日、クリスには会いたくないかも。

8週間近く、僕のアパートに滞在していたジェームスも、東海岸に戻ってしまったし、話し相手がいないこの状況にあって聞く最悪のニュースだよぉ。

いてもたってもいられず、久々にブライアンに電話して近況報告しながら、事の事情を話したり、久々にジャドソンにも電話して2時間くらい話したら少しはラクになったかも・・・。でもこのブログで叫んでるっつーことは、やっぱりまだ胸につかえたしこりがあるんだよねぇ。くーりーすー、イケメンだと思ってちょっと甘く見てた僕がおろかだった。彼との同居生活が不安になってきたよ・・・。でも互いに学校で超忙しくなるから、互いに構ってる暇はなくなるだろうけど。僕もまだ暇ってことだね。こんな些細なことに気が動転するなんて。

ところで、今晩、1ヶ月ぶりにジャドソンと話をしたら、先週の土曜日、ついにパパになったとのこと。双子の女の子らしく、25週目の早産だったとか。まだ保育器に入ってて、ねずみくらいの大きさらしい・・・。今週末、病院に連れて行って見せてくれるらしいんだけど、ママになった日系人女性にどう挨拶すればいいんでしょうか、僕は。

ジャドソンに父親になった感想を聞いたら、I'm scaredとのこと。いつもお気楽でEasy goingなジャドソンが怖いっていうんだから、よっぽど心の準備ができてなかったんだろうね。しかも6ヶ月目で出産っていうんで、予定よりも早く父親になってしまったこともあり。でも、僕はすかさず、ジャドソンに、「でも、数人の女性に精子提供してたじゃーん。一人ならともかく、それだけばら撒いといて怖いってどうよー」ってホンネでつっこんだら、さすがのジャドソンも言葉につまってました。

てなわけで、今週末はジャドソンの赤ちゃんを拝見しに行ってきまーす。ついでに、土曜日夜、ジャドソン邸に泊まってこようかなぁ。クリスに会いたくないし・・・。僕にもボーイフレンドいますので、あしからず、みたいな見栄の張り合いみたいで大人気ないかなぁ~。


2008年9月10日水曜日

久々のクラッシュ!

学校主催で、セコイヤ国立公園にキャンプ旅行に行ってきた。同級生10人くらいに、大学4年生の男女子学生がそれぞれ同行してくれて、3泊4日、シャワー・トイレなしという過酷な挑戦でした。

とにかく、景色がきれいで水が美味しかったというのが収穫だったけれど、それを何倍も上回る思い出となったのが、4年生の男子学生、ビニー。もう超、超、超、男前だったんだよぉ~。身体は小さめで身長は165センチくらい?だけど、ロッククライマーというだけあって、無駄な贅肉はなく、湖で一緒に泳いだときにちら見したカラダは引き締まってました。足の毛深いのも、なんだかプラスに惹かれてしまった。

でも、彼にぞっこんになってしまった理由は見た目じゃないんだなぁ。(見た目では他の同級生の方が見栄えする人いた。)彼の素直で気遣いの性格が、いっそう男っぽい感じでえがったんですわぁ。

しかも、3泊4日の旅行で、ビニーが僕に急に優しくなってきたのが2泊目が終わった頃。その日の朝、テントから200メートルくらい離れた森の中でおしり丸出しでしゃがんでいたら、遠くから散歩の帰りと思われるビニーを発見!隠れるにも身動きがとれず、しかもビニーの進路はこっちに向かってきてるけど微妙に弧を描いてそれ気味。こっちが見てみぬ振りしてると、向こうもあえて気づかない振りができる(かも?)というびみょーな距離。

結局なにもなかったかのようにその後、合流して朝食作りを一緒に取り掛かったんだけど、なんだかそれからビニーが僕に対してものすごく優しくなった気が・・・。例えば、その日、岩山の頂上まで散策に行ったときも、命綱なしで岩をよじ登るっつーんで、ロッククライマーのビニーが皆を手助けしてくれたのね。でも、男連中はプライドがあるのか、一人でよじ登ってたんだけど、僕にはビニーがHold my hand!とか言ってくれちゃって、ひしと僕の手を握って岩登りをサポートしてくれたんだなぁ~。もう一人の女子学生が、しっかりとそのシーンの写真を撮ってるし。。。気恥ずかしいながらも、後生の宝。

帰り道のトレッキングでも、僕の後ろでサポートしてくれて、バックパックを締めなおしてくれたり、「なんで日本を離れてアメリカに来たんですか?」なんていう質問もしてきたり・・・。お昼に立ち寄ったバーガー屋さんでも、もちろん隣同士。

彼の印象の変化をたどると、、、

1.カッコイイけど背が低いね。しかも若い(21歳)

2.嫌なことも自分から買って出るいいやつじゃん

3.なんだかリーダーシップがあって男っぽいかも

4.見れば見るほどいい男かも

5.超優しいし、どこか陰のある男やんかー。イイッ!

てな具合に急上昇。



でも彼は大学4年生。



これがビニーです。サングラスかけてるから載せちゃいます。


2008年8月29日金曜日

人恋いし

夏もそろそろ終わりですねぇ。毎年、言ってることですが、アメリカでは9月の第1月曜日がレイバーデーで休日なのです。そしてこの日を前後にして、小中学校の新学期が始まるので、夏の終わりを告げる3連休となってます。

住み慣れた東海岸を引っ越してから、人恋しい気分が続いてます。だって親友のMさんとも連絡が途絶えがちだし、ブライアンともメールでたまに連絡する程度。LAでは、まだ親友と呼べる人ができてないし・・・。ま、長年の知り合いジャドソンはいるけど、この3連休に連絡すると言ったきりなしのつぶて。人工授精ではらませた日系人女性の臨月も近いみたいで、この双子が生まれると彼も父親業で忙しくなるだろうし・・・。

淡白なお別れで終わったトライアスロンのデービッドや遊び人のウィリアムなんかもつい懐かしく感じちゃったりして、季節柄なのか?それに追い討ちをかけたのが、テレビドラマBurn Noticeで見かけたJeffrey Donovan。デービッドにどこか似てるしぃ~(デービッドは、ダーティーブロンド&ブルーアイズでしたが、雰囲気、顔立ちが超似てる)。西海岸に引越しした唯一の後悔はこれだね。新たなデービッドを発掘しなければ・・・。



このサングラスがカッコイイよね。









ちなみに、LAに引っ越してきて初めて映画を見に行きました。バットマンシリーズの最新作、The Dark Knightもまだ見てないのに、これが2時間40分という超大作でしんどそうだったので、フレンチ映画Tell No Oneにしました。




2006年に制作された映画だけど、今年上映っていうインディーならではの時間差。ヒッチコック風なサスペンス映画で、迫真に迫る演技というのはこういうことかというくらいのリアル感が最高でした。一応、レズビアンカップルなんかも出てきたり、国内の移民問題、マイノリティーたちが構成するゲットー地区など、現代のフランスの社会事情も生写しされていて、監督の真摯な視点に共感を生みます。

元々は、米国のベストセラー小説が原作とか。ストーリーには無理ある展開もあるけれど、フランス語を聞きながら英語の字幕を追って見る極上のサスペンス映画は、見た後、程よい満足感が得られる作品です。

あ、あと、登場する若い刑事さん(Philippe Lefebvre)がいいんですよぉ~。

2008年8月26日火曜日

バレー&ゲッティー

昨日の日曜は、マリン郡(ゴールデンゲートブリッジを渡ってSFの北)からブルースがやってきた。かつてベニスビーチやサンタモニカに10年以上住んだことがあるので、街の歴史や地理にめっぽう詳しい。しかも、大学を卒業してしばらくはタクシーの運転手をしてたというから、地理感覚については折り紙つき。

この機会を見逃す僕ではないです。お願いして家具屋のIkeaに連れて行ってもらった。一番近い場所にあるのが、Burbankにある店舗っつーことで、一山越えて、いわゆるバレー(谷)と呼ばれる地域に初デビュー。

アメリカ在住の方なら、Burbankと聞いてJay Lenoを連想するのでは?僕もそんな一人。Jay Lenoはアメリカ版タモリ(?)とでも言うべきNBCテレビのトークショーの司会者。彼の番組の収録が行なわれているビルの前をブルースのガイドのもと通過。



バレーの印象――暑い。

山を越えることで、海からの潮風が入ってこない盆地になるらしく、とにかく猛暑。日差しも当然きつくて大変でした。南カリフォルニアって、砂漠地帯なんだということを改めて実感。こういう気候もあって土地が安いらしくて、映画産業は、かつてLAの中心地にあったのを、この地に引っ越してきたとか。なので、ユニバーサルスタジオやワーナーブラザーズのスタジオが隣接してありました。

その後、マリブーに近いところにあるゲッティー・ビラへ。ゲッティー・ビラへは、2年前、ジャドソンに連れて行ってもらってます。今回で2回目。

いつ来ても清潔に保たれてます~。おそらく、設立者・設計者の根底には、この世のものを越えたを楽園を連想していしていたのではないかなぁ。



前回行ったのは8月、今回も8月だったけど、はすの花が満開で咲いてました。イチジク、ヤマモモ、レモン、ブドウなんかも実をつけてた。



そして庭には、ホモエロティックな銅像が各所に・・・。設計者の意図が見え隠れします。



正面の広場を抜けて、中庭で僕が目にしたものは・・・









彼、かなりクルージーでした。この後、サングラスを掛けた青年が、この日光浴してる人の反対側のベンチに座って彼を観察開始。それに気づいたこのクルージーな彼は、大胆にもこの人に隣に行って会話を始めるっつー、お子様にはちょっとまねの出来ない芸当を見せ付けてました。
(中庭の景色を撮る振りして彼の写真を4枚も取った僕・・・。最後の4枚目の写真の頃には、完全に僕が写真を撮ってるということがばれてましたね。だって彼の目線がこっちむいてるし。)

2008年8月17日日曜日

ご近所

新生活が始まると何かと物入りですねぇ~。とりあえずLAに到着してから購入したものはというと・・・

・ハイブリッド・バイク(マウンテンバイクとアーバンバイクのハーフ)
・自転車用品もろもろ(ヘルメット、グラブ、サングラス、スタンド、etc.)
・ノートPC
・プリンタ、スキャナ
・教科書類
・キッチンの蛇口に取り付ける浄水器

このほかにもこまごまとしたものを買ったりしていて、あっというまに今月のクレジットカードの請求額が4000ドルに迫る勢い。もう毎月のお給料は入ってこないというのに。この先数年は貯蓄を食いつぶす生活が続くと思うと、やっぱり不安だー。

しかも、LAでの生活費って高いねぇ~。オンラインで買ったPCや浄水器にも全てカリフォルニアの州税が掛けられていて、PCなんて130ドル以上も税金で取られてました!しかも、普通、アメリカだと食料品には消費税がかからないのに、買ったミネラルウォーターに、ソフトドリンク税なんていう聞いたこともない特別税が10%も掛けられてた!なんちゅー州なんでしょうか、ここは。東海岸と比べてLAで安いもの、、、あんあり思いつかないけど、Santa MonicaのBig Blue bus(75セント)だけは安いかな。。。これもそれも、この恵まれた気候に払ってると思うべきなのか。(ま、冬はその分、光熱費を払わなくてもいいわけだしね。冬服代もいらないし。)

とLAでの生活費の高さにうめいていると、今日、前の住所から送った引越し荷物が届きました。巨大コンテナに入れてまとめて送ったやつで、これも送料2000ドル弱。詰め込み作業よりも、荷卸のほうが早く済んで、2時間ほどで完了。キッチン用品とトイレタリー用品も箱から出して、テレビもようやく見られるようになってやっと現代人の生活ができるようになりました!超うれしぃ~。やっぱり、プラスティックのお皿やスプーン、そして缶きりだけでの食生活を2週間っつーのは苦痛でした。特にグルメな僕にとっては。

そうそう、ご近所に自己紹介もしないまま2週間過ごしていたけど、昨晩、真上の部屋に住んでいる3兄弟に挨拶に行ってきました。そもそもの理由は、引越し荷物を搬入するのに、彼らの車が通路においてあって邪魔なので、今日だけ別の場所に駐車してもらうようお願いすること。この晩は、2兄弟とそのガールフレンドらしき人の3人がワインを飲んでいるところにお邪魔。実はこの兄弟の1人、ブルネットの方は、初日にベランダにいたところ目が合って、会釈はしてました。しかも、この人、Sex and the Cityでキャリーの恋人役をしたバーガー(Ron Livingston)を若く・細くした顔立ちで、もろタイプ。





事情を説明すると、このバーガー、じゃなくブランデンは快諾してくれて、見た目だけじゃなく性格もええ人みたい~。自動車の持ち主も彼のようで、No problemとのこと。弟のジミーというブロンドの方は、ちょっと人見知りするタイプなのか、イマイチ。顔もイマイチ。僕の前に住んでた住人ローラとマイクによると、ブランデンは残る二人とはステップ・ブラザーとか。どうりで似てないわけだ。

この兄弟たち、部屋でバスケットボールをついたり、夜中まで起きてて足音がズンズン僕の部屋まで響いたり、週末になるとパーティーしてうるさかったりしてちょっと最悪~と思ってたんだけど、挨拶して顔を見たとたんに印象が替わっちゃいました。挨拶してから、2階の物音も比較的静かになった気が。なんだか新居での生活が突然華やかになりそうですっ。

2008年8月12日火曜日

セレブ効果?

このブログも続けて数年、昨日のブログ閲覧のページ件数が1690件を記録!

これって多分、最多記録なんじゃないかと思うんですけど。1日にこのブログ上で読まれたページ件数ってことなので、そのまま1690人の訪問者があったわけではないけれど、これってすごくない?それにしては、コメントくださる人数が一向に伸び悩みなのは何ゆえ?

それにしても、昨日、この数字を記録したってのは、セレブ効果なのか、それともAV効果なのか・・・。まさかSF旅行の写真つき点心効果とは思えず・・・。ナゾだ。

2008年8月11日月曜日

セレブな街WeHoデビュー

LAに引っ越してきて最初の週末を迎えました。昨日の土曜日は、早速ゲイ・タウンのウェストハリウッド(通称WeHo)へ初詣に。入ったレストランのウェイターがヒュー・ジャクマンにそっくりでドキドキ。しかも、料理が運ばれてきた後も3回くらい僕らのテーブルにやってき"Is everything OK?"って笑顔で聞いてくるから紛らわしい・・・。





やっぱりハリウッドは美容通な殿方が多いね。モデル張りのウェイターや客がわんさかいて(本当にモデルなのかもしれませんが・・・)、僕がかつて住んでいた東海岸の町では見かけないようなレベルの方々に圧倒され気味。だけど、この街にも僕みたいな凡人がいるようで、ゲイ・バー兼レストランなのに普通に歓談している中年のストレートカップルが何組もいました。あんたら何者?と訝る僕でしたが、リベラルな街だとゲイもストレートも関係ないんですね。

このレストランでトイレに行ったら、あんた、中年のメガネかけたオヤジが後からついてくるじゃないですか。とにかく彼を見てみぬ振りして自席にもどったけれど、どうしてアジア人はこうも白人の中年以上の方々にしかもてないんでしょう?この日も、40代アジア人と60代白人っていうようなカップルを何組か見かけたけど、それ以下の年代層では見かけなかったしぃ。



そのほかに見かけた人というと、ケーブルテレビBravoで放送されている番組、Work Outに出てたジム・トレーナーのBrian Peelerがゲイバーにいました。



この人って、ストレートじゃなかったっけ?とまたまた訝ってしまった僕だけど、もうセクシャル・オリエンテーションなんて関係ないんだね、この街では。

その後、夕日が沈むWeHoを徒歩で散策してたら、どこかで見かけたことがあるいい男が眼前に登場。僕が見たことがあって、しかもLAにいるいい男なんて、そうそういません。誰だったっけ~と思った瞬間、出ました。AVスターのDean Phoenix



さすがにフルネームまでは出てこなかったけど、このイケテル顔立ち、覚えてました。(AVスターの顔を即、認識できるってこと自体が問題?)道端で普通にたむろしている人の中に突っ立ってたけど、やっぱりオーラっつーの?僕の目もキュッキュッと引き付けられちゃいました。だけど、他の人たちに普通に話しかけられていて、気さくな印象だったのが意外。


さて、とりあえず1週間をLAで過ごしてみた感想は、、、目に悪いということ。日差しがきつくてお肌と目に悪いってことの他に、モデルやらサーファー、ジョック、はたまたAVスターまで、日常茶飯事に見かけるこの街って、なんだかそれが普通になってて、目だけが肥えるっていうの?いってみれば、目の糖尿病だねこれは。

WeHoを舞台にしたゲイの映画、The Broken Hearts Clubという名作があったけど、そこでも平凡な容姿の人が、「なんでこの街には僕よりカッコいいやつらしかいないんだ!」と憤慨と落胆のない交ぜになった心境を吐露するシーンがあった。昨晩は、まさにその立場に立たされた気がしました。



でも、しばらくすると目が慣れてくるってこともあるのかなぁ。そして慣れてきたころには、年寄りでもいっかってことになって、僕も今晩みかけた熟年カップルに仲間入りしてたりして・・・まさにbroken heart。

2008年8月9日土曜日

コースタル・カリフォルニア②

空けて翌日、SFの飲茶を堪能!これまでで最高かも
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SFのパン屋さん。地球の歩き方に載ってたお店でクロワッサンが有名とか。1個3.25ドル!
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ゲイのメッカ、カストロ・ストリートに近いので、来るお客もゲイが多かったでぇ~。けど、地球の歩き方に載ってるだけあり、日本人女性の集団もいました。僕にとっては、両方「シスター」だわね
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レモンパイ、おいしゅうございました
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客層も、おいしゅうございました
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後姿だけど、彼、「体積」が大きいのわかってもらえる?いいっ~(←レモンパイをほおばりながら1人悶絶)
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ゲイの町はアートの町
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街頭広告も僕ら用に
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これがカストロストリートっだー
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やっぱりゲイはでかいもん好きなのか旗もでかい
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ゲイのメッカでも、若いアジア人と白人カップルというのはほとんど見かけなかったんだよなぁ。おじさま連れはいたんだけど
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入ったゲイバーのトイレにて・・・。こういうのって苦手ぇ~。みなさん、こういうので用を足せます?
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中日、ミーアウッヅ(Muir Woods)のビーチへ。場所によってはゲイ・ビーチにはや替わりするらしい。
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きわどい水着を着たおっさんを発見し、もしや?と思ったけど、この後、子供を二人連れてたので、Euro Trashだった模様。まぎらわしい!
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SFといえば定番のケーブルカー。観光客の着てる服装にご注目。秋でしょ?
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最後の夜のディナー。食に始まり、食に終わったSFの旅でした
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イカの肉詰め!
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デザートの蒸しレモンスフレのブルーベリー添え。ブルーベリーの粒が大きい!
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ごちそうさま~。
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