2010年10月31日日曜日

ブルーブラッド

奇遇にも、僕のブログで取り上げたテキサス・レインジャーズSFジャイアンツが、今年のワールドシリーズで戦ってますなー。最初の2回はSFが勝って、昨日の3戦目はテキサスの勝利。あのお気に入りのSFジャイアンツの保守でルーキーのバスター・ポージーがバッターボックスに立ったかと思うと、テキサスのジョッシュ・ハミルトンが登場したりして、息つく暇もないほどイケメンのオンパレード。昨日はかぶりつきで見入ってしまいますた・・・。でも、この観戦後のもどかしさは何?うぉ~、第2のステューを探さなければ・・・。


ところで、このハロウィーンの週末に、ボストンから知人のダンがやってくる。もちろん彼もゲイ。ゲイ友の紹介で、何年も前に知り合いに。このダンが、ミステリアスっつーか、不思議君なんだなぁ。事情はよく知らないんだけど、一族が、東部では有数の資産家らしい。何で財を築いたかは知らないんだけど、ご先祖様がヨーロッパからフィラデルフィアに移民してきたときに、既に公爵だか伯爵だか、身分の高い人たちだったというのは聞いた。なので、イギリスで宗教的迫害を受けたプロテスタントや、アイルランドのジャガイモ飢饉がきっかけで移民してきた農民の出ではないことは確か。この春LAに遊びに来たときも、一族の一人がLAの港を作った人だって話してた。。。ひょ、ひょえー、ですわ。

そういう一族の出というだけあって、マナーがハイソな感じ。おそらく、家庭では、自分の感情を表に出さないことなどを厳しくしつけられて育てられてきたんだと思う。しかも、お金の使い方が尋常ではない。この車社会のLAに来ても、移動はすべてタクシー。LAのダウンタウンからサンタモニカまでタクシー。カタリナ島に行くのでロングビーチまでタクシー。しかも支払いは全てキャッシュ。。。そして、一旦、お気に入りのタクシー運転手を見つけると、彼の携帯電話番号をもらって、どこにいても彼にピックアップを依頼。運ちゃんにしてみればよいお客だから、ホイホイ飛んでくる。

ダンのタクシー運転手好きは年季が入ってる。地元ボストンで知り合った運転手と意気投合して、アフリカ旅行に誘って二人で行ってきたという話を聞いたときは腰が抜けそうになった・・・。もちろん、支払いはすべてダン。多分、インドかどっかから移民してきたタクシーの運ちゃんだったんだけど、お客から誘われた旅行に行くほうも行くほうじゃない?何、この非常識な人たちは?それとも、僕だけが日本の非常識を引きずってるの?!

もちろん、ダンは働いたことがない・・・。お坊ちゃま育ちの常識知らず。だけど、旅行やらボランティアで常に忙しい。いいご身分ですわ~。少しは僕もあやかりたい。こんなシュガーダディがいたらいいけどね。僕らはそんな関係ではないのです。

はてさて、今週末も、どんな非常識ぶりで楽しませてくれるのか、ある意味、楽しみではある。。。

そこまでやるか!

つい先日、羽田からアメリカ行き直行便が就航するっていう話題を振ったけど、その一番機がJALかANAになるかでバトルが繰り広げられてたらしい。この朝日新聞の記事によると、予定を早めに繰り上げるために総動員状態だったとか。出し抜かれたANAのほうは、「そこまでやるか。サービスとしていかがなものか」と言ってるらしいけど、一利用者からしてみれば、「だから倒産するんだよっ」て突っ込みたくなる。もっと利用者の利便性や安全性が向上することに心血を注いで欲しいよねー。

JAL対ANA、一番機めぐり火花 羽田の国際定期便

2010年11月1日3時6分

 32年ぶりの国際定期便「第1便」をめぐり、日本航空と全日本空輸が熱い争いを繰り広げた。

 「出発時間前ですが、皆さまおそろい次第出発致します」。30日午後11時20分、搭乗口に続く通路で、十数人の日航社員が声を張り上げた。「あと4名」「あと2名」。無線機で確認し、免税店の中までのぞいて乗客を探す。乗客にはチェックイン時、青いひものカードケースを配り首からかけるよう求めていた。一目で区別できるようにするためだ。

 同30分には待合室はからっぽに。「なんでこんなに早いの」と戸惑う最後の乗客が乗り込んだのは同35分だった。操縦士らもふだんより30分早く乗り込み、31日午前0時4分、社員の拍手に包まれて離陸。大西賢社長は「やったね」と大喜び。全日空は同7分だった。

 実は、先に動いたのは全日空だった。日航のサンフランシスコ行きと全日空のロサンゼルス行きは、ともに定刻は午前0時5分。しかし全日空が26日、定刻を5分繰り上げ、乗客への連絡を始めた。これを知った日航は社内で対策会議を重ね、逆転の秘策を練った。

 「歴史に残る一番機がANAかJALかが大事なんです」とある社員。新聞やテレビなどで取り上げられる広告効果を狙い、両社がしのぎを削ったのだった。

 全日空社員が「そこまでやるか。サービスとしていかがなものか」と悔しがれば、日航社員は「先に抜け駆けしたのは全日空。怒られる筋合いはない」。

 1日以降は定刻の運航になる。(矢島大輔、大蔦幸)

ワールドシリーズ4回戦

僕のバスター・ポージーがホームラン!ジャイアンツが3勝目。明日でSFジャイアンツのワールドシリーズ優勝が決まるかもねー。

2010年10月30日土曜日

は、は、ハロウィーン

今週末はハロウィーン。既に待ちきれない人たちはお気に入りのコスチュームで街を練り歩いてる。

昨日、コーヒー屋の前で見かけたのが、グリーンジャイアントに扮した男性。

これがグリーンジャイアント。インゲンとか緑野菜の水煮の缶詰マスコット。


他にコスチュームを着てる人がいなくって、彼だけ、全身グリーンの様子が浮いてたのが目を引いた理由。そして、その彼の身体がかなり男前だったというのが、さらに見入ってしまった理由・・・。スーパーでグリーンジャイアントの缶詰を見ても萌えることなかったんだけど、、、良いカラダした男が半裸で、ボディペイントして布切れ一枚で街を歩いてる姿はセクスィーですた。

ネットで見たら、グリーンジャイアントはハロウィーンのコスプレで人気みたいだよー。ま、良く知られたキャラで、かつセクシーキャラじゃないので、ノンケ男性にとっては「安全パイ」の選択肢ではある。





明日、31日は、ウェストハリウッドでハロウィーンの仮装大パレードが開かれる予定。参加人数は世界最大規模で、LAで開かれるパレードとしては新年のローズパレードに次いで大きいらしい。

こういうセクスィーなコスプレを見に、今年は参加(傍観)してみようかなぁ。


ピザボーイって、毎年いるよね・・・


あと、バットマンのロビンも、ゲイにとってはobject of desire


これは、ちょっとやりすぎだけど・・・・(ハリウッドで特殊撮影のメークさんが施したっていうくらいプロ並みじゃない?)

2010年10月27日水曜日

羽田直行便、就航!

羽田空港が国際化するっつーのはニュースで聞いてたけど、まさかLAと羽田の直行便をANAさんが就航するとは知らなかったぞなぁ~。めでたい。って言うか、それ以上に興奮。

これが時刻表


LAから直行で羽田に飛べるようになったら、超、超、超、便利じゃない?成田って、本当に不便だもんねー。ただ、出発・到着が、これまでのよりやや早くなるみたい・・・。羽田発・LA着はいいんだけど、LA発・羽田着の場合、到着が朝5時って、、、。まーでも入国審査とか荷物待ちしてると6時にはなるかもね。そうすれば始発も確実に動いてる時間。羽田での乗り継ぎも簡単そうだし、着いたその日に仕事の打ち合わせも可能な時間。こりゃー便利だわ。

もう今週末から就航するんだけど、混み具合ってどうなんだろー。人気があって混んでそう。。。値段も、やっぱ成田発着より高いのかなぁ?

2010年10月26日火曜日

マカロニ・ラスカル?



MTVの人気(?)リアリティー番組「ジャージー・ショアー(Jersey Shore)」が日本でも放送されることになったんだって。あの低俗なニュージャージー州海岸地域の若者の生態が、日本の視聴者にも伝わるのか疑問だけど。そもそも、「ニュージャージー州」という名前自体が、アメリカ人の間で相当、侮蔑の対象であることを日本人視聴者たちは知らんでしょう。既にそこにlost in translation的な齟齬があるよね。関東地区にたとえると、NYマンハッタンが港区や銀座、世田谷区だとすると、ニュージャージーは群馬とか千葉(在住・出身の方、スイマセン)。昨日お伝えしたコネチカット州は神奈川とかそんな感じ。なので、この番組は、群馬とか千葉の田舎の若者たちにスポットを当てた、低俗で趣味悪い私生活のリアリティー・ショー。アメリカの視聴者はそれを対岸の火事のように一歩引いて見てる。「あーなりたくないよねー」って。

CNNのアジア版がこのジャージー・ショアー日本での放送決定のニュースを報道してる。日本語タイトルは、「MTV Jersey Shore~マカロニ野郎のニュージャージー・ライフ~」らしい。「マカロニ野郎?」。言わんとすることは分からなくもないけど、マカロニ野郎って、女性は含まないじゃない?Snookiは女の子だし、「野郎」には該当しないでしょー。誤訳なんじゃないの?マカロニっていうのも、どこから出てきたのか・・・。ライス・クイーン、ポテト・クイーンみたいな感じで、アメリカの田舎に住む無教養な子供たちのことを「マカロニ」で例えたかったのか。でもさー、マカロニ・アンド・チーズって、アメリカの子供たちなら誰もが大好きな食べ物じゃない?田舎の子供たちだけが好きなものじゃないし、ピーナッツ・バターとジャムのサンドイッチと同じレベルで、アメリカの子供たちが好きな食べ物でしょ。それをジャージー・ショアーの代名詞とするっつーのも無理があるし、日本の視聴者には伝わらないと思うんですが。

と、マツコ・デラックスみたいに辛口批評をしてみましたが、日本語番組名を考えた人の苦労は感じられるよね。超アメリカ的なんだけど、ハイソじゃなくって低俗なものの代名詞を一言で表せって言われると確かに悩む。ニュージャージーと言えば、大ヒットしたマフィア・ドラマ、The Sopranosの舞台。やっぱ、ああいうマフィアとか、ギャング、労働階級者社会っていうのが「Joisey(ジョーズィー)」ってイメージなんだよね。そーいやー、「ジャージー・ガール」っていう言葉もあるね。それをモジッて「ジャージー・ボーイズ」っつーブロードウェーのショーもある。

しかも、このCNNの記事が、さらに日本語タイトルを英語に訳して"MTV Jersey Shore -- the New Jersey life of macaroni rascals."ってしてる・・・・。「野郎」を「rascals」って訳してるんだけど、「野郎」以上に悪いイメージ。英語(1)→日本語→英語(2)に訳したら、英語(1)と英語(2)にズレが生じてる。翻訳とはそんなものかもね。特に日本語と英語の間で完璧な訳なんて不可能。

CNNの別の記事は、ジャージー・ショアーは、日本で言うと渋谷だと指摘してる。てんこ盛りのヘア・スタイルとか、光物好きなとことか、趣味悪いギャル文化とか。そういわれれば、そうだね。そっかー、ジャージーって、ギャルとギャルオたちと同種なんだー。じゃー、日本語タイトルは、「MTV Jersey Shore~ギャルとギャルオのニュージャージー・ライフ~」で決まりじゃない?




Far*East Movement

ゲイの権利や文化が一般社会に認知されることも大切だけど、アメリカで生活してると、アジア人、アジア系アメリカ人の権利や文化は、まだまだ一般に受け入れられていなぁと思う。だけど、今晩のLAの地元ニュースで、LAを拠点とするアジア系ヒップホップバンドが、全米市場初のトップになったんだと。アジア系でトップ10入りを果たしたのも彼らが初。めでたい~。



グループ名はFar*East Movement、略してFM。元々、同じ高校の同級生たちが2003年に結成。メンバーは、Kev Nish (中国系/日系アメリカ人), Prohgress (韓国系アメリカ人), J-Splif (韓国系アメリカ人), and DJ Virman (フィリピン系アメリカ人) の4人。

FMの曲、Like a G6はここで聞ける

FMって、Lady Gagaの日本公演で、オープニング・アクトとしてパフォーマンスを披露したんだね。なんだぁ~、既に日本デビューしてるんだ・・・。

anyway、ゲイと公言したミュージックバンドも少ないけど、アジア人バンドも少ないのがアメリカ・・・。ゲイでアジア人の人気バンド、なんて将来出てきたらおもろいと思うんだけど。AKB48じゃなくって、GAM69とか?

2010年10月24日日曜日

Melbourne

Last week's Dangan Traveler (bullet traveler) was about Melbourne, Australia. Shizuyo and Chinatsu (two Japanese female celebs) traveled to Melbourne for 1 night/4 days. (The concept of the TV show "Bullet Traveler" is to travel globally only for a weekend.)


My American gay friends told me that Melbourne is their favorite city in Australia, even more than Sydney. I've never been to Down Under, so I don't know much about the two cities. But it seems Melbourne is more laid-back, historic, and bohemian with more than 1,000 cafe. Is it fair to say that Melbourne to Sydney is what San Francisco to Los Angeles?



You can watch this episode (though no English dub or subtitles) here.

祝SFジャイアンツ

SFジャイアンツがワールドシリーズへの進出を決めた。僕がSFに滞在しているときも、プレーオフが行われていて、地元住人がジャイアンツの帽子やジャージを着こんで意気込んでるのを目撃。ボストンのレッドソックスやNYのヤンキース、シカゴのカブスも見てきたけれど、サンフランシスコのジャイアンツもファンが多いみたいね。LAのドジャーズや、いま松井がいるエンジェルスも熱狂ファンがいると思うんだけど、なにぶんLAは土地が広いので街中を歩くってことがあんまりないんだよねー。なのでユニフォームを着てる住人を街角で見かけることが少ない・・・。

僕もにわかSFジャイアンツ・ファン。ユニフォームが、他チームとちょっと違うんだよねー。以前、テキサスレインジャーズのイケメン投手や選手について書いたけれど、ジャイアンツにもいるー。しかも、ユニフォームがピチピチで、腰回り・太もも周りがきつめのデザインになってるのが萌え~。


SFジャイアンツのイケメン選手の一人は、その童顔が異色のBuster Posey。いかついガテン系(ブルーカラー系)のプロ野球選手が多い中、彼はまるで少年のような風貌。きっと他のオッサン選手から可愛がられているに違いない・・・。1987年生まれの23歳かぁ。若っ。


ヒゲ・オヤジと抱きつくバスター。


だけどこのヒゲ・オヤジBrian Wilsonも気になる。1982年生まれの28歳。ヒゲがなかったらかなりイケメン。


yo yo bad boy...って感じだけどねー。

メルボルン!

昨日の弾丸トラベラー、オーストラリアのメルボルンだったけど、よさげ~。




ブライアンも、去年、10日間のオーストラリア旅行に行ってたけど、シドニーはスキップしてメルボルンだけだった。過去の男、ジミーも、メルボルンが最高と言ってたっけ。天野君のナレーションで、メルボルンには1000件近くもカフェがあってその数はパリ以上とか。SFもカフェ文化だし、歩いて街中を回れる規模、っていう条件が揃わないと花開かない文化だよ、これは。LAはご存知の通り、車文化だから歩いてショッピングや散歩して、一息つくためにカフェ、っていう場所が少ない。。。散歩からカフェまで車で移動して、その後、レストランも車で、、、という色気ない移動が多い。。。



オーストラリアのゲイ文化といえばシドニーというイメージだけど、メルボルンはどうなんでしょう?メルボルン在住の日本人ゲイの人、もしこのブログが目に留まったら現地報告してくれ~。

もてない男

今月初め、見たいみたいと言っていた2本の映画をようやく見終わった。一つはWall Street: Money Never Sleeps、そしてもう一つはThe Social Network。

Wall Street: Money Never Sleepsは、滑ったね。1作目があまりにインパクトがあって、映画史に金字塔を打ち立てた作品だっただけに、見る側も期待しすぎたというのも原因かもしれない。それを考慮しても、見ごたえが全然なかった。。。そもそも、オリバー・ストーン監督が、金融界のことをあまり知らないっつのがバレバレだったね。なぜ金融界のメルトダウンが起きたのかとか、マイケル・ムーア並みの内部情報みたいなハードコアな情報を期待してたのに、サブプライム・ローンやクレジット・デフォルト・スワップなどウォールストリートの本質的な問題部分はサラッと触れるだけで、かといって、人間ドラマも浅い・・・。ゴードン・ゲッコーと娘の確執も、取ってつけたような陳腐なものだったし。あと、主人公のShia LaBeoufって、僕のタイプじゃないんだよねー。




ここは多少、ネタ晴らし。映画をまだ見てない人は下の囲ってる部分はスキップして。





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一番、笑ったのは、チャーリーシーンが特別出演(友情出演?)してたこと。前作の結末が壮絶だったじゃない?チャーリー・シーンがFBIの司法取引に応じて、おとり捜査で録音機を身に着けてゴードン・ゲッコーから決定的な証拠発言を引き出して別れる(&雨のセントラルパークで殴られちゃう)っていうエンディングだった。。。あれから20年(?)たっての二人の再会が、僕にとっては一番のハイライトだったような・・・。
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そして、もう一つの映画、The Social Networkは、Wall Streetよりも見ごたえがあったね。友達は、「司法取引とか訴訟問題ばっかりでつまんなかったー」と言ってたけど、Facebookがどういう状況で生まれてきたのか、創設者の一人で、世界唯一の20代にしてビリオネアーになったマーク・ズッカーバーグがどんな人なのかが垣間見られておもろかったよ。

とにかく、マーク・ズッカーバーグって、プログラミングの天才なんだろうけど、性格は相当ひん曲がってるね。こういう人じゃないと何十億ドルっつー巨額の富を作り出すことはないんだろうけど。親友を簡単に裏切ってセコイ手で会社を追い出したり、Facebookのアイディアを盗んで自分のものにするあたりとか、ある意味、とてもユダヤ人的なビジネスの才能っていう気もする。訴えられるのを見越して、ルール違反を確信犯でやってやるっていう破天荒さ。最初は誰のアイディアであれ、一番早くそれを現実のものにした者の勝ち、っていうシタタカさ。

一方、マーク・ズッカーバーグの行動は、東海岸のエスタブリッシュドな上流階級やハンサム・ジョックに対する嫉妬や羨望、、、はたまた女性にモテナイ、コンピュータ・ギークの屈折した内面の裏返しとも取れる。映画でも、親友だけがエリートの同友会に入会を許されたことを延々と根に持って、だから彼を会社から追い出した、っていうプロットが敷かれてる。それと、元々facebookのアイディアをマーク・ズッカーバーグに持ちかけたハーバードの学生でWinklevoss兄弟(一卵性双生児)がいるんだけど、彼らは東部上流階級の代名詞、コネチカット州出身で、裕福なWASP(White Anglo-Saxon Protestant)の一族。6フィート5インチあって、ハーバード大学のレガッタ選手。当時、オリンピックを目指していて実際に北京オリンピックに出場するという、東部名門大学のポスター・ボーイを絵に描いたようなエリート。


映画に描かれてたマーク・ズッカーバーグを見て、誰か思い出した・・・・・・そう、ホリエモン。以前のブログでホリエモンが自伝的小説を出したって紹介したけど、マーク・ズッカーバーグもホリエモンも、天才的なビジネスの才能を持つ一方、ともに女の子にモテナイというコンプレックスがあって、それがドライブになって異常な上昇志向と、金銭的な成功に執着っていうパターン。。。知能犯的に、社会の既存のルールや常識を無視した行動に出るっていうパラレリズムが鮮明。

ジャスティン・ティンバーレークが演じた、ナップスターの創設者、Sean Parkerも相当嫌なやつとして描かれてた・・・。ティンバーレーク、はまり役だった。


映画は、楽観的な希望を残して終わってるけど、僕はこの映画を見てマーク・ズッカーバーグの印象が相当悪くなったし、facebook自体への印象も悪くなったなぁ。(最近もプライバシー問題が話題になってたけど、ますますfacebookで自分のことをさらけるのをためらうようになっちゃったよ。。。まー、このブログでは書きたい放題やってるけど・・・)

2010年10月23日土曜日

お灸

自前のジョックストラップを持って帰ってから2週間以上。ステューから今晩連絡があった。てっきり収束方向かと思ったら、「今晩、うちに来ない?」とのこと。奥さんが外泊するらしく、一人で土曜の夜を過ごすのが寂しい模様。

でもさー、2週間も連絡よこさなくって、土曜の夜突然、「暇?」って連絡してくる男にろくなヤツはいないよねー。まー、何度も言うように妻帯者だから、ろくでもないのはハナからわかってはいることだけどさ。

僕も、かつてはゲイバーのイケメンバーテンにホリデー・ガールと呼ばれたり、散々、都合の良い男に成り下がっているけれど、やっぱ、週末の夜突然、呼び出し食らうっていうのはいい気がしない。これまで、ステューは事前(2、3日前)に連絡をよこしてくるのが通例。だから好印象だったのに、半月も音信不通で、突然、前触れもない呼び出しって、印象ワルー。

ということで、今晩はつれない返事をすることにしますた。

2010年10月20日水曜日

dotchi?

LAに戻ってきた。バレー(カリフォルニアの農業地帯)を抜ける頃から大雨、雷の嵐に遭遇。水しぶきが舞い上がる夜の坂道を、時速80マイル近い高速で大型トラックのタイヤの横をすり抜けるのはスリリングですた。。。

結局、第1ラウンドでSFに乗り込んだときの最終日に見た物件が最有力候補。このアパートへは、見たその日に申し込みして35ドルの手数料も払っていたんだけど、1週間以上過ぎても連絡がなく、ダメになったのかなぁと諦めかけてた物件。基礎情報としては、

● 手ごろな値段
● gated 駐車場有り(別途、費用発生)
● ビクトリア調の建物だけど、タウンハウス型(flat)ではなくアパート・ビル
● 最上階で、見晴らしが抜群
● ロケーションも最高
● 収納スペースもOK。ただし、希望より一部屋少ない
● ゲイの不動産屋がマネジメント。住み込み管理人もとても親切なヒゲ・ゲイ

一方、SFに引っ越す、っていうことに疑問も。。。約2週間、SFでアパート探しをしたり住宅街を歩いてみたりして、素敵なところもある反面、LAの開放的な雰囲気とは違う北カリフォルニアの都市に馴染めるのかということや、仕事がないまま引っ越してもよいものかなど。

昨日は、LAのアパート物件も見てきた。やっぱり広さが違うよねー。同じ家賃で2倍の広さ。もちろん駐車場付き。90歳のおばあちゃんの所有物というこの物件、50代の白人オジサンが管理してるんだけど、クレジットスコアのチェックもしなければ、申し込み手数料も無し。借りたければ(通常のマネーオーダーやキャッシャーズチェックではなく)個人小切手で初回家賃とセキュリティデポジットを支払えば、審査なく入居可能とのこと。オジサンによると、小切手がバウンスされずに現金化されたら、それが審査をパスしたっつーこととするらしい。契約も月ベースで、30日前に通知すれば退去も可能。1年契約に縛られることがない。超laid backじゃない?サンフランシスコの煩雑でdog-eat-dogな手続きとは雲泥の差。

LAをいざ離れる、と思うとLAの良いところが目に付くようになってきた・・・・。確かに交通渋滞はひどいし、どこに行くにも車だけど、天気は確実にSFよりも良いし、アパートも広くて値段も高騰してない。サーファージョックも多いし、やしの木に囲まれて南国気分の生活って、実はSFの人も密かに憧れる暮らしなんだなぁって。SFのSoMa地区で見た物件の管理人(もちろんゲイ)も、僕らがLAから来てることが判ると「実は僕もLAに引っ越したいなって考えてるんです」とのこと。別のアパートの管理人も、「今週末、ディズニーランドに行くんだ」などなど。

ジェームスも、LAの物件を見て、引越し先を急転換。抜群の立地で、LAなのに日常生活は全て徒歩圏内で済む。アパートの住人もサーファー、ミュージシャンなどbohemian。帰り道、ジープを片手で運転するイケメン・ジョックが通り過ぎるのを見たりすると、ここも悪くないんだよなーとジレンマ。(やっぱ決めてはオトコなんだよね・・・)


昨晩は、NYのブライアンからも電話がかかってきた。「SFのアパート探しどうなったのー?」とのこと。まさにそれで今悩んでんだよーーー。ブライアンだったらどうするか聞いてみたら、難しいとのこと。もちろん、彼はライス・クイーンなので、SF行きは超魅力とのことだけど、僕が置かれた立場の細かい事情を伝えると、ブライアンも即決できない。SFって今引っ越さなくても逃げるわけじゃないからねー。仕事が見つかってからでも遅くはないわけで・・・。

今日は大学のギリシャ人同級生と久々にランチの予定。明日は、Mさんがまた出張帰りにLAに立ち寄ってくれるとのことなので、ちょっと相談してみよう。。。

2010年10月18日月曜日

デジャビュ

先週木曜からの第2ラウンド。散々アパートを探し回って、僕らの中で新たに本命のアパートになったのが、先週金曜に見つけていた2ベッドのアパート。2階にあって低めだけど1階部分が駐車場で天井が高くなってるので、ほぼ3階ぐらいの見晴らし。そしてリビングが超広い。エレベーター付きで見晴らしもよくって、駐車場付きなのに値段が破格。ロケーションも抜群だったので、土日に他の物件を見てもこれを上回る物件がなければ、月曜にこの物件に申し込むことにしてた。(昨日、見た中華系3兄弟の物件は、第2候補)

そして今日、朝一(9時すぎ)に不動産屋に電話して、まだこの破格物件が申し込み可能であることを確認したあと、郵便局や銀行に連絡してセキュリティデポジットを電信振り替えする手続きや上限額の確認をして、アプリケーションを記入。そして不動産屋のオフィスに到着したのが午前11時過ぎ。申込書を手渡しして、色々質問しようと思ったら、不動産屋のおばちゃんが、

「あら~、ごめんなさい。この物件は、今朝、女性が申し込みしちゃったわ」

また先週の繰り返し。

「朝9時過ぎに電話して、まだ申し込み可能っていうのを確認したんですけど」とジェームスが言うと、オフィスにいた別の女性が、

「ちょうど電話で話していたときに、申込書を持ってきてた女性がいたのよ。あの物件は人気の地域にあるから。ごめんなさいねー」と全然、申し訳なさそうじゃない。

ホテルを既にチェックアウトしていて、今日、LAに戻るつもりで不動産屋に来た矢先。先週に引き続き同じパーターンで、僕らは精神的に叩きのめされてしまった。

もしかしたら、僕らが無職というので、「こいつらは面倒なテナントになりそうだ」って思って「ごめんなさい。さっき申し込みした人たちがいるの」と言うのが不動産屋の手口なのかも。ここまで続くと、裏があるとしか思えない・・・・。

サンフランシスコの不動産屋が、中古車ディーラー並みにシタタカで信用できなくなってきた。その理由が、先週と今日の体験に引き続き、今週末に見てきたオープンハウスでも目の当たりにしたから。小奇麗なビクトリア調のアパートが一般公開されてたんだけど、値段もやや低めで、大盛況。30人近いカップルや女性二人連れが押し掛けて、もうその場で申し込み用紙に記入してた。不動産エージェントのおっさんに色目を使いながら自己紹介する若い白人女性なんかもいたりして、「えげつなぁ~」と思いながら僕らは申し込みせずに退散。

これが先週末の土曜日。そしたら、今日、同じ物件が200ドルアップの家賃で再びインターネットに掲載されてたのだー。あれだけ大人数が申し込みしておいて、全員のクレジットスコアが不合格だったとは信じられない。あまりに人気があったので、より高い家賃で売れると思ったから、全員の申込書を無視して、広告を再掲載したっつーのが明らか。これって、違法にならないの~?少なくとも倫理的にはNGでしょー。

サンフランシスコの不動産屋って、マジで最悪。

ジェームスも、今晩、格安韓国料理屋で夕食を食べながら、一言、

「この街で生きてくってタフだよねぇ」

アメリカ人にとってもこんなにタフな街って、一体・・・。

また宿泊を伸ばしてSFに泊まってるけど、明日、突然に破格物件が現れるとは思えない。(第2候補の物件からも、僕らの申込書が承認されたっつー連絡がない。。。)

Micro-climate

It's supposed to be the sunniest month in San Francisco! But it's been raining and foggy since last week . . . What's wrong with SF? I already miss sunny SoCal. Some locals say that it's unusual to have this kind of weather at this time of the year. However, if the summer is like this foggy, gloomy, dark, and cold, I won't be happy. Is it really a good decision to move to SF from LA?

Another concern is that I've had two bad experiences at Japanese restaurants in SF. I went to Izumiya and Sapporo-ya inside Japan Center (Japan Town). I had miso-marinated cod (gindara no misozuke) at Izumiya and shio (salt) ramen at Sapporo-ya. Both were soooo bad. I realized at Izumiya waitresses were non-Japanese Asian and one chef was latino? At Sapporo-ya, waitresses are old Japanese women and Japanese-looking old chef. But they seem to be some immigrants from Japan 50 years ago and trying to emulate whatever they have eaten in Japan five decades ago without authentic recipe. It was just horrible experience. One of my friends in SF said that there are few good Japanese restaurants in SF, which is unfortunate. I didn't get what he really meant but now I do. That was scary experience at these restaurants.

Tomorrow I'm going back to LA to think about whether I should really move to SF or not... but I don't have much time to wrap and ship my stuff to move out of my current place in LA.

What should I do?

2010年10月17日日曜日

rain

朝から雨のサンフランシスコ。昨日よりいっそう暗い・・・。

オープンハウスが3件、それと事前にアポを取ってる物件が1件ある。

昨日見て回ったけれど、良いアパートは既に契約済みで、空いてるところは残り物っていう感じ。狭い、暗い、うるさい道路に直面などなど、問題ありの物件ばかり。

今日日曜に見て回る中で、これは!と思えるものに出会えるかはかなり低い確率・・・。

一昨日見た物件が、値段、場所、部屋の広さを取ってみても合格ライン。この物件に申し込むには月曜朝一で不動産屋に赴いて5000ドルのcashier's checkと申込書を提出する必要がある。一応、ホテルは月曜まで延長したけれど、、、。

前回やってきたときに申し込んだアパートも、申し込み手数料の35ドル分の小切手が先週、現金化されてた。なのに、不動産屋から一切連絡なし。そのアパートも見たし、そこに住んでる管理人とも直接話しをしたから詐欺ってことはないだろうけど、現金化して数日たつのに連絡ないって、感じ悪くねー?

マイクロ・クライメット

雨がだーだーと降る中、物件を見てきた。午後に雨は止んだけど、暗くて、寒くて、雨・霧の立ち込める本物のサンフランシスコを体感。

これまでと同様、やっぱりビクトリア調の木造アパートは、各部屋が狭いし(4畳半ほど)、古いから窓枠の木が腐ってたり、裏口から降りる木造階段も汚いものがほとんど。物件を外から見るだけで、中がどんな状況か想像がつくようになってしまったよ。なので、事前スクリーニングがある程度できるようになって、治安が不安定な場所にある物件、古いビクトリア調の物件、値段が異常に低い物件はパス。キーワードとしては、"charming"とか"cozy"なアパートと書かれてると、それは「狭い」っていう意味の婉曲表現で、僕にとってはパスすべき物件。

疲れ始めた午後、とある物件に到着したら、なかなかかわいらしい外観。ビクトリア調ではないけれど、それっぽい外装で、そのアパートがある一区画分が際立って小奇麗なアパート群になってる。正面の道路も4斜線あるのに静か。

中に入ると、広いfoyeがあって、左手に本物の丸太を燃やす暖炉のあるリビング、そして左奥にベッドルーム。正面にはバスルームとトイレ、広いウォークイン・クローゼット、そして右奥が2つ目のベッドルーム、そして右手がダイニングキッチンとサンルーム。最上階なので左右の部屋(暖炉があるリビングや寝室、それと2つ目の寝室とキッチン)からの見晴らしがいい。駐車場もついてて、値段も手ごろ。全室、ハードウッドフロア。天井と壁の境目が、ちゃんとモールディングされてて、細かいところも良い仕事がされてる物件。あと、とにかく広い!


中国系の中年3兄弟がオーナーで、ブローカーを介さず直接貸してる物件。3人ともに会ったけれど良い人っぽい。

ただ、場所がぁぁぁ。生活するうえでは悪くはないけれど、霧が多い場所みたい。

今回の物件調査で学んだ新語が、micro-climate。訳してミクロ気候。サンフランシスコと一口に言っても、場所によって気候が違ってくるんだってさ。物件を調べてるときも、「サンフランシスコの中では日当たりが良い地域」っていう売り文句を良く見かける。不動産屋に会って物件を見るときも、「ここはサニー・サイドだから」なんてサラッと言う人も多い。

サンフランシスコ市内の天気を大きく分けると、太平洋側(アベニュー地区やリッチモンド、サンセット等)は海から直接霧が流れ込んでくるから、年中、日差しが照らなくて暗いらしい。ネットでmicro-climateについて調べてたら、「大人になって運転免許を取得するまで、夏の間でも日光が照る場所がSFにあるなんて知らなかった」っていうツワモノもいたくらい・・・。人によっては、7th Aveを境にした東西を、霧が立ち込める場所(西)とそうでない場所(東)の境界線だと言う人もいる。

太平洋から流れ込んできた霧は、ツインピークスやその他の丘にぶつかって、東に向かうほど届かなくなる。なので、ゲイ文化の中心地、カストロストリートやその隣のミッション地区は、SFの中では霧が少なくて日が良く照る場所だとか。この理論から言うと、最も東、つまりダウンタウンやノブヒル、ロシアンヒル、SOMA、そして観光客が良く行くフィッシャーマンズ・ウァーフやチャイナタウンは、SFでもっとも日照数が多い地域になるんだとさ。へぇ~と小さな感動。


話が長くなってしまったけど、この中国系3兄弟が貸してる広い物件は、まさに霧が多い地域の物件なのだー。

あの日本の6月、梅雨時期の曇り空が年中かぁって思うと、今からブルー。しかも快晴が年間300日以上っつーLAの天気に慣れたこの身には堪えるよねー。SFの住人たちが争うように東へ東へと移動して霧から逃れようと引越しするのが良くわかった。SF市内で新居を探してる人たちの条件の大きな一つが、「サニー・サイド」だからねー。あと、SFからLAに引っ越したがる人がいるっつーのも、ようやくなぞが解けたよ。

目的もなく、ただただ霧の街SFに引っ越すのって、どうなんだろうぅぅぅって迷ってる。しかも、これからどんどん日照時間が短くなって冬になってくってくのに、LAからSFに引っ越したら、季節性うつ病になるかもぉ。

唯一の光は、SFに引っ越したら男運は上昇しそうということ。(SFってLAに比べて背が高い人が多いかも?シアトルは確実に長身の北欧移民の末裔が多い。)先週から続いてるイケメンに加えて、別の男性とも文通が始まった。6フィート4インチの長身に、アスレチックなナイスバディー。顔も笑顔が爽やかなプロ野球選手っぽい風貌(ムフッ)。こんな邪念を引越しの目的にしてしまって良いものなんでしょうか?

2010年10月15日金曜日

再挑戦!

またまたサンフランまでやってきたー。疲れた。今日LAは曇り空だったけど、バレーを抜けたら華氏95度の猛暑。そしてサンフランも快晴で80度台。もちろん夜は肌寒いけど。

今回は無期限のチャレンジ。満足いくアパートが見つかるまでLAには戻らない予定。。。ホテルも、前回泊まったのと同じ。オーナー兼マネジャーと仲良くなって、特別室を使わせてもらえることになった。今回、オンラインでみたら満室だったので、オーナーに電話したら、改装途中の部屋に泊まってもよいとのこと。まだ洋服掛けやテレビがついてないけど、その他の備品は全て揃ってる。でも完成してないので、まだオンライン予約システムにはアップされてない部屋とのこと。内部を知る人と知り合いになると、やっぱ良いことあるよねぇ。アパート探しも地道に続けてると内部情報にたどり着けるかも?!

第2ラウンド in SF

先週に引き続き、今週SFに再チャレンジ。

天気予報では85度くらいに暑くなる予定だったのが、今日は霧がすごい。海から雲海のような霧が内陸に流れ込んできてる。。。。初にお目にかかる本物の霧のサンフランシスコ。しかも、午後に訪れたアパートが丘の上に建ってて超強風吹きすさぶ場所で寒い・・・・・・。SFってやっぱ超寒くて暗くて、、、LAに帰りたいよー(涙)。

今日はMission地区の奥地やその他前回は回りきれなかった地域も見てみた。そしたら、かなり治安が悪い場所がゴロゴロあるね。。。前回は、良いところばかりを見てたかもしんない。先週はちょうどFleet Weekで、しかも月曜がColumbus Dayの休日で町全体がちょっとウキウキだったことや、天気も最高で霧がなくって暖かい1週間だったこと、そして地元の友達が美味しいレストランに毎晩連れ出してくれたりと、今にして思えば良い面のSFだけを見てたんだなーって思う。

打って変わって、今日見て回った地域は治安は悪そうだわ、鳩のフンまみれのアパートだったり、床が中央で盛り上がってるアパートや、大家は2ベッドと言い張るアパートだけどベッドルームがウォークイン・クローゼット並みに狭い場所、はたまた、駐車場がなく共同利用の洗濯機すらないアパートなどなど・・・。オンラインで写真や説明を見るとよさげなのに、実物をみてがっかりっていう物件のオンパレード。1件、手ごろで、実際に見てもOKのアパートがあったけど、申込書を出すと同時に手付金を5000ドル近くを払わないといけないご無体な不動産屋があったりして良いこと無し。

夜は身も心も休まる日本料理でもってことでJapan Center内にあるIzumiyaっつーレストランに行ったら、最悪。銀鱈の西京漬けを頼んだら、鱈の切り身がフォイルに乗って短冊切りのベルペッパー(パプリカ)と一緒に出てきた。味は日本酒そのもの。味噌の味が全然しなくて水っぽい・・・。これで13.50ドルなりー。ウェートレスは中国人っぽくって、シェフも良く見たらメキシカン?やられたー。夜の9時半を過ぎて閉店(10時)が近かったからあわてて入ったのがまずかった。しかもネットで事前調査なし。

そういやー、先週、知人のダンが、「あいにく、SFにはLAみたいに美味しい日本食のレストランがあんまりないんだよー」と言ってたっけ。SFの日本食の恐ろしさを体感しますた。

なんか今日一日SFをめぐって、この街に住むのも一苦労だなって思ったよ。

2010年10月13日水曜日

フロリダ州養子縁組法・改正

30年間に渡ってゲイが子供を養子縁組することを禁止していたフロリダ州。アメリカ国内でもっともゲイに対して差別的な法律と言われてきたフロリダ州の同法が、ついに違憲の判断が下った。これによって、今後、フロリダ州でもゲイが子供を養子にすることができるようになりそう。まだ、同州の司法長官が個別に異議申し立てすれば判断が覆される可能性があるらしいけど、養子縁組の申込書自体に、親になる人物の性的指向を尋ねる欄をなくす方向らしい。ゲイが徐々に平等の権利を獲得していってるのを目の当たりにするって気持ち良いよね。

Should I toss a coin?

これまでの人生で、「あ~あの時、逆の選択肢を選んでいたら人生変わってたなぁ」って思うことある?

例えば、アメリカに移り住んでる人だったら、もちろん「アメリカに来ずにそのまま日本での生活を続けていたら」というのがもう一つの選択肢。僕もその岐路には立ったけど、あまりに東京での生活に嫌気が差してたので、分かれ道というより当然の道を選んだって気持ち。分かれ道とか、時間が経ってから「あ~、ああしてたらな」と、ちょっと後悔じみた気分で振り返るのって、両方の選択肢が同じくらいの魅力とリスクで、どっちにしたらいいか深く思い悩む、っていう場合のことを言うと思う。

で、今その分かれ道を感じてる。サンフランシスコのアパート選びも、なんかグズグズ。結局、騙されそうになったおっちゃんとおばちゃんからは連絡がなく、もう1件、申し込みしてたアパートからは前向きな返事。だけど、そのアパートというのが1927年築の超歴史的な建物で、もちろんビクトリア調。だけどエレベーターもなければ、収納スペースも少なくって、荷物を運び込んだら足の踏み場もなくなるんじゃないかっていうくらい。

今の時点ではこのアパートにもコミットしたわけじゃないから、まだ入居をキャンセルできる段階にある。だからジェームスも僕も、いまだにネットで血眼になってアパート探ししてるんだけど・・・・。どこも、「帯に短し、たすきに流し」なんだよなぁ。しかもLAに戻ってきてしまってるから、じかに物件が見られない。遠隔でSFにいる友達に物件を見てもらってはいるけど、他人に新居の判断を全てをゆだねるっつーのもね。

こんなことしてると、ふと思うんだよね。サンフランシスコに絶対引っ越さないといけないわけじゃないんだよなぁ~って。このままLAに残ってここでアパートを探してもいいんだよなぁって。同じLA市内の引越しのほうが金額的にも楽だし、アパート探しも容易。地理感覚もあるから、LA市内の引越しだったらだいたい目星をつけてるし。

そしたらブライアンから今日メールが。ペルー旅行から今朝ニューヨークに戻ってきたところらしく、すっかり秋のすがすがしい気候に変わったニューヨークだそうな。LAはあいかわらず5月くらいから気候が変わってないよ・・・。昨日、おとといとかちょっと暑かったけど。

ブライアンは、いつものごとく、ペルーでも地元の子を引っ掛けてたみたい。知り合った子(もちろんペルー人)が、去年まで5年間東京に住んでた人らしく、いっそう東京への憧れを抱いたとか(なんの憧れじゃ)。あと、僕がSFのアパート探しの状況をメールしたものだから、ブライアンが興奮しちゃってる。僕が確実にSFに引っ越すと思ってるんだよねぇ。SFにタダで泊まれる場所ができるから喜んでるんじゃないかと・・・。

LAにある未練といえば、ステューくらいか。彼と最後に会ったときも、向こうから「このアパートにはいつまでいるの?」と探りを入れてきた。LAも広いから、たとえ僕がLAに残ることにしても、街の反対側なんかに引っ越しちゃうと、ステューと会うことも難しくなる。向こうも僕らの関係に終わりが近いことを察してる気配。。。

ステューがアメフト好きということもあり(?)、僕ら、ジョックストラップとかスポーツウェア着てコスプレなかをするんですよ。奥さんとはさすがにコスプレしてないらしく、ステューも新たな境地を開拓、ってことで毎回やる気満々。僕のリクエストもちゃんと聞いてくれて、野球帽をかぶってきてくれたりする。


彼、学生時代には体育の時間にジョックストラップを普通に履いてたらしいんだけど、結婚した今となっては1着も持ってない、正確には持ってなかったのね。そこである日、自分のジョックを2着も買ってきたわけ。プレーが終わって、自宅に持って帰るのかと思いきや、妻に見つかると何かまた言い訳をしないといけないのが面倒だから、僕のアパートに保管しておいてと言うわけ。本当に結婚した身で浮気するって、気を遣うよねー。めんどくせー。まー、ジョックストラップの一つや二つ置いていってもいいけどさ。


それが前回会ったとき、僕の今後の予定を聞いた後、彼、自分のジョックストラップ1着を今日は自宅に持って帰るって言うわけ。「よく考えたら彼女(ステューの奥さん)は俺がどんな下着をはいてるかすら知らないし」と言い訳っぽい。そろそろNextするタイミングかもねー。

ということで、SFのデートサイトに登録してみた。やっぱりSFでアジア人はある程度人気があるみたいだねー。入れ食い状態。ただ、返事をくれた殿方たちをよく品定めすると、質はイマイチ・・・。半分はお決まりで40代~50代の白人のオジサマ方。そして残る半分のほとんどが10代~20代前半のアジアンボーイたち。サンフランシスコならではだよねぇ。それにしても20代後半~30代の中間層がズッポリ抜けてるのは何故?中には中間層も数人いたけど、やりチン系。いきなりグループ・セッOスに誘ってくれたやりチン野郎もいたぞー。のーさんきゅ~。

一人、誠実そうなイケメンがいたので、メル友になってる。僕がまだLAにいることを告げると、親切にも「引越しは大変だから落ち着いた時期に僕とコーヒーでもどう?」なんて満点の回答をよこしてきた。彼は毎回メッセージが超長い・・・。彼の生い立ちなんかも既に語ってるのが危険信号?デスパレートな感じがしないでもないけど、写真を見る限りクリーンカットで誠実そう。僕の出身地や、日本人ってことを言うとアメリカの滞在ビザはどうなってるのかとか、根掘り葉掘り。。。


どれもこれも、サンフランシスコに引っ越す、もしくはLAに残るという決断をするのには不十分なことばかり。こういうとき、占い師とかに、ズバッと「OXに引っ越すと運気が上がるでしょう」なんて言われると信じちゃうよね。そういう自己暗示が上手く作用するときもあるだろうけど、僕ってそもそも信仰心が薄いからなぁ~。一つ科学的なアプローチとしては、人って何かをやって後悔するより、しなくて後悔するほうが強く悔いるんだとさ。だとすると、今年SFに引っ越さないことで将来的に後悔するほうが、LAに残ったことを後悔するよりも大きいと言えなくもないか。どうなんでしょー。

2010年10月12日火曜日

Japanese athletes and models

When searching online, I came across a photo gallery blog dedicated to good-looking Japanese (and other Asian) athletes and models. Some of those who are reading my blog might also be interested in peaking his blog.

Japanese athletes in general
Japanese baseball players
Chinese
Korean
Taiwanese
Actors
Half-Asian

There are more genres such as swimmers, American football players, and so forth. They're all listed on the left side of his blog, though they're only in Japanese, but you'll be able to navigate his site easily even if you don't understand Japanese.

ゲイ向けテレビ

The A-Listが盛り上がってるけど(僕らだけ?)、僕のお気に入りのリアリティー番組、Flipping Outが、今晩、シーズン・フィナーレだった。


ジェフは雑誌社House Beautifulによってキッチン・オブ・ザ・イヤーに選ばれて、仕事も順風満帆。それがいい宣伝になって新しいクライアントが付いたりとめでたい話で今シーズンが終わった。あの超几帳面で恐怖政治のジェフ・ルイスが見られなくなるかと思うと心寂しい気になるけど、来週から同じ時間帯にあのミリオネアー・マッチメーカーが戻ってくる!

主人公のパティーは100万ドル以上の資産を持つ男女をクライアントに、彼らの結婚相手を探す恋愛カウンセラー。ユダヤ系ならではの毒舌でクライアントもタジタジ。パティーの決まり事の一つが、「最初のデートでは上の穴にも下の穴にもイレイレしちゃだめよ!」っていうこと。これを新しいクライアントに必ず忠告するんだよねー。始めて彼女に会った人ならドンビキだよー。中には憤慨して彼女にお願いするのをキャンセル人もいるけど、それが見てて面白いんだよね。50歳にもなって20代前半のコギャルにしか興味持てない色オヤジを一刀両断にするパティーは痛快。ジェフの女版にふさわしい強烈キャラ。来週からまた楽しみができた~。


そしてもう一つ見てるのが、これまたBravo TVのデザート版Top Chef。デザート職人が毎週腕を競うんだけど、やっぱデザート職人にはゲイが多いのかなー。コンテスタントも男性の多数派がゲイ。

29歳のYigitが可愛い


Zacはおちゃめで超良い人。友達になりたい。職人としての腕も良いみたい



Morganは結婚してる。良いダディーって感じ


Sethを初めて見たとき、cuteって思ったけど、番組が始まると彼の最悪な性格が露呈。The A-Listでいうところの悪役Austinだな。ちなみに彼はMorganと同じく唯二のストレート。


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アメリカの軍隊に、ゲイであることをオープンにしてる人が入隊・入省することを禁止するDon't ask, don't tell法を撤回するよう連邦判事が判断を下した(関連ニュース記事)。これから司法省が介入したり連邦議会がいちゃもんつけたり、すんなり法律破棄には至りそうにないけど、明るい一歩だね。ちなみに、A-Listの登場人物ライケンも元空軍パイロットのキャプテン。


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