2011年1月8日土曜日

Model of the Year

The 2010 Golden Iris Awardsっていう聞いたことない賞があるそうで、事前に選ばれた10人のモデルの中から、2010年のベスト・モデルが一般投票で選ばれたそうな。10人のモデルには、あのテレビ番組A-Listで「僕の全てをあげたのに」で号泣したブラジル人のRodiney Santiagoも含まれてる。


他の9人はこちら。2010年7月の中間報告では、Allen Walkerがトップだったとか。


だけど、後半、A-Listの効果から(?)ロディニーが追い上げて一時は1位になってたそうな。でも最後は総投票数4,400以上のうち、34%を獲得した唯一のアジア人・モデルGuy Tangが1位に決まったらしい。


アジア人モデルが1位ってめでたい。個人的にはAllen Walkerがタイプだけれどさ。自分でもダブル・スタンダードだなって思う・・・。


記事によると、投票締め切りの前日にはロディニーがトップになったらしい。それを受けてGuy Tangの熱狂的なファンたちが投票キャンペーンやって最後の最後にロディニーを抜いたとか。アジア人パワーってとこか?これが一部のアジア人ファンだけじゃなくって、アメリカのゲイ・コミュニティー全体を反映した結果だと祈りたい~。

性的嗜好か性的指向か?Sexual Preference or Orientation?

去年、オバマ政権が、同性愛の兵士が従軍することを原則禁止してきたDon't Ask Don't Tell法案がついに廃止というニュースをお伝えしました。それをお伝えした直後に、読売新聞でも同じニュースを報道してたのだけど、その記事の中で「性的嗜好(しこう)」っていう言葉を使っていたのにすごい違和感。正直に言うと、むしろ反感すら覚えました。

アメリカ国内でも、一時期、ゲイたち自身もsexual preference(性的嗜好)とするべきか、sexual orientation(性的指向)とするべきか、議論が行われていたんだけど、今じゃ、sexual orientationで落ち着いてきてる。今回のDon't Ask, Don't Tell法の廃止ニュースでも、sexual orientationという用語を使って報道しているサイトが780件なのに対し、sexual preferenceという用語を使っているのはわずか65件。

やっぱり、sexual preference(性的嗜好)って、「後天的に自分の意思で選択したもの」、っていう意味を含んでしまうからだと思う。日本語でも、「嗜好」か「指向」かについて深い議論をしているブログがあって、指向と嗜好の両方に賛否両論があるみたいだけど、もうこれからは「性的指向」で統一しちゃっていいんじゃない?

嗜好の定義は「ある物を特に好み、それに親しむこと。好み。主に飲食物についていう。「―が変わる」「日本人の―に合う」」とある。使用例にあるように、「嗜好が変わる」っていう使い方があるんだよね。だけど、性的嗜好はそんなに簡単に変わるもんじゃないでしょう。変えようと思って変えられるものじゃないし、僕個人の意見としては生まれつき、先天的な影響が大きいと思う。それに、「嗜好品」っていう言葉の定義は、「栄養をとるためでなく、その人の好みによって味わい楽しむ飲食物。茶・コーヒー・タバコ・酒など」なんだよね。本来の目的(栄養摂取)を達成しない、「その人の好みによって味わい楽しむ」行為っていう、一歩間違えると「不必要なもの」と否定されかねない危険性がある。そもそも、嗜好って「主に飲食物についていう」ってあるじゃん。性的対象は飲食物とは大きく違うと思うんだよね。

英語でも、preferenceという言葉には、自分の意思で選択して好む、という意味が込められるから、sexual preferenceという言い方は、ゲイを理解していない差別的な言い方、と認知されてきてる。なので、sexual orientationっていう言葉が差別的ではない、正しい理解として定着してきてる。ニュースなんか見てても、アンチ・ゲイで保守派の人が、よくsexual preferenceっていう言葉を好んで使ってるよ。

とにかく、日本の三大紙のうちのひとつ、読売新聞で、「性的嗜好」が使われてるっていうのに驚いた。WikiPediaによると、「性的な行動に関係する好みを表す性的嗜好も広い範疇の性的指向(性愛における性別の対象傾向のみに限定しない広い範疇をも性的指向と捉えたもの)とする考え方がある」そうな。また、「区別を曖昧にしている一因に、「口語において発音が同じなのでどちらを示したのか区別がつかない」「書面では誤変換が多い」といったように、同じ「しこう」という言葉であることも挙げられる」ともある。でも、WikiPediaにある別の説明では、ちゃんと「対象の性別についての方向性に関しては特に性的指向と呼び、通常は性的嗜好には含めず分けて扱う」と正しい説明が書かれてました。

今後は皆さんも「性的指向」と「性的嗜好」を混同なさらないようにね。よりpolitically correctな言い方は「性的指向」だから。

Stinky Balls

年明けから文通を続けていたフィル君(26歳)。テキサス出身だそうで、先週、地元からLAに戻ってきたそうな。戻って最初の週末ということで、今日、土曜日、デートしてきた。写真どおりの男前。もう僕が男前としかデートしないっつーのはバレバレではあるよね・・・。内面の美しい人限定で外見関係なくデートできる身だったら、どんなに平和な人生だったか、、、といまさら後悔してもしょうがないけどさ。「面食い道」の運命をまっとうするっきゃない。

有名人だと誰に似てるだろう。。。ある意味、どこにでもいそうな顔ではある。整いすぎて特徴がないって感じか?ヒップなオールタナティブ系入ってます。小じゃれたコーヒー屋にいそう。あえて言えば、同じテキサス出身のマシュー・マコノヘイと、ルーク・ウィルソンを足して二で割った感じ。



なかなか好青年で好印象だったのだけど、一つ問題が。。。

玉が仁王。

初回デートだったのだけど、まー、「試乗」がついてくるっつーのは、ゲイの世界ではしょうがないのかなぁ。3回目のデートまでは待つタイプの僕(本当に!)なのだけどさ。文通でしばらくやり取りしてたし、あっちが合わなかったら元も子もないしさ。

で、あっちはほどほどに良かった。キスもまあまあ。ただね、玉が仁王。

胸は毛深くないのに、OO袋が剛毛。そのままつながって足の毛へ。ちゃんとシャワーあびてきてて、コロンのにおいもするのに、玉が仁王。これってフェロモンが強すぎってこと?

これで思い出したのが、中村うさぎ中瀬ゆかりの「5時に夢中」でのコメント。「男について許せないことリストを作って、そのうち、譲れない項目を一個一個消去していったら、『玉がにおわない』が最後に残った」って、去年の番組で言ってた。本人だったか、誰か知人の女性についてだったかはうろ覚え。

そのときは、「玉がにおうくらい、なんてことないじゃ~ん。あれはフェロモンで、その気になったら出てしまう男の匂いなのさ」と思ってた僕。ゲイの中にはあの匂いが大好きな諸兄も多いと聞くし。A-Listでも、ライケンとロディニーが一緒にジムで筋トレしてて、汗をかいたロディニーのワキを、「この匂い好き!」ってライケンが嗅ぐシーンがあったよね。あれもまた同じ匂いです。科学的にも、ゲイは他のゲイの汗の匂いを好むという実験結果も報告されてたし。

だけどフィルのOO袋の匂いは強烈ですた。僕の部屋だったのだけど、もうその匂いが部屋に充満。コロンと混ざって息切れしそう。ことが進むについて強さを増す臭気爆弾。タチ・ウケ逆転でフィルが大股を開いたときには匂いが目と鼻を直撃。体勢を交わして直接嗅がないですむ体勢に持っていってどうにかお役目を果たすことができたけれど、あれは意外な展開っす。フィルのほうはやる気満々でますますムンムン。フィルとのときは扇風機かけて窓開けないと駄目だね。体臭のほとんどないステューに慣れすぎちゃってたっつーのもあるかもな。そういや昔に、確かに「玉が仁王」の男もちらほらいたなぁ。長くは続かなかったけどさ。もしかして、無意識に匂いが原因だったのか?!
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